基礎控除の改正 | ここが知りたい 相続税の基礎控除

ここが知りたい 相続税の基礎控除
Home » 相続税の基礎控除 » 基礎控除の改正
相続税の基礎控除 | 08月13日更新

基礎控除の改正

被相続人が亡くなった後、遺産相続の手続きを速やかにはじめなければなりませんが、よく分からない…面倒なことが多い…というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
また遺産相続と言えばトラブルが起こりやすいと思われがちで、実際に遺産相続をした人の中にもトラブルを経験したという声をよく聞きます。
相続トラブルは必ずしも相続人同士というわけではなく、相続税についてもよく起こるもので、これは制度をきちんと理解していないことが主な原因になっています。
そこでここでは相続税の制度について説明していきますので、遺産相続をする可能性がある人は覚えておきましょう。

まず相続税は相続人すべてにかかる可能性がありますし税率も高いのですが、基礎控除がありますので、それによって大幅に負担は軽減されます。
基礎控除は平成27年1月1日以降に改正されており、現行の計算式は3,000万円+600万円×相続人の数で計算することができます。
平成26年12月31日までは5,000万円+1,000万円×相続人の数という計算式だったので、およそ40パーセントも引き下げられた形になるわけです。
この改正によってこれまで相続税の対象にならなかった層も当てはまるようになりましたから、私たちにとって身近な税金なのだと認識する必要があります。

たとえば相続人が3人いて相続財産の合計が6,000万円だったとすると、改正前であれば5,000万円+1,000万円×3ですから8,000万円が基礎控除額になりますので相続税の対象にはなりませんが、現制度だと3,000万円+600万円×3ですから基礎控除額は4,800万円となり、1,200万円が相続税の対象になります。
このように相続税の基礎控除は改正されているので、それを理解し正しい計算式で計算するようにしてください。
また基礎控除額の範囲内でも小規模宅地等の評価減・配偶者に対する相続税の軽減・農地等にかかる相続税の納税猶予が適用される場合は申告の必要があります。

top