相続の放棄 | ここが知りたい 相続税の基礎控除

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相続税の基礎控除 | 08月13日更新

相続の放棄

相続税は必ず発生するものではありませんが、すべての相続人に可能性がありますので、遺産相続するときにはどのような制度になっているのかしっかり確認しておかなければなりません。
基本的な流れとしてはまず相続財産の総額と相続人を確定させるところからはじまり、次に遺産分割協議において遺産分配を行います。
その後各々の相続人がプラスの財産からマイナスの財産を引き、そこで残った金額が相続財産の合計額となります。
さらにその後相続税の基礎控除がありますので、その金額を引いて残った部分が相続税の対象になります。

つまり相続財産の総額から基礎控除額を引けば、自分が相続税の対象になっているか分かりますから、基礎控除のシステムを理解することがポイントになります。
相続税の基礎控除は現在3,000万円+600万円×相続人の数で計算することができ、たとえば相続人が3人いる場合は3,000万円+600万円×3になりますので基礎控除額は4,800万円になります。
仮に相続財産の合計が8,000万円あったとすると、そこから基礎控除の4,800万円を引いて残った3,800万円が相続税の対象になるというわけです。

それではもし相続人の中に相続を放棄する人が出てきた場合はどのようになるのでしょうか?
相続の放棄はすべての相続人に与えられる権利で、放棄することによって遺産相続から外れることを意味しています。
ですから一度相続を放棄してしまうと遺産分割協議にも参加できなくなりますから、事実上相続人ではなくなってしまうのです。
とすると基礎控除の計算式の相続の数の部分は一人減るのか?と思われがちですが、実はここだけは変わりません。
もともと3人いた相続人のうち一人が放棄した場合、相続財産は残りの2人で分配することになりますが、基礎控除の計算は3人のままで行うことができます。

また相続を放棄しても生命保険金や死亡退職金の受け取りは可能ですが、そこで基礎控除を超えた場合は相続税が発生します。

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